訪問看護の現場における「相手の話を聞き出す」ことの大切さ
インキュベクスの渡邊です。
皆さん、普段「自分の考えを伝える」ことばかり考えていて「相手の話を聞き出す」ことを怠ってしまっていませんか?
訪問看護の現場では、様々な場面で「相手の話を聞き出す」技術が大切になってきます。
例えば・・・
・どのような生活環境にあり
・どのような歩みがあったのか
・それらによって、今が壁となるものは何か
・それらが心理的・精神的弊害を及ぼしていないか
・キーパーソンとなるのは誰かいるのか
・経済的面は、誰が管理しているのか
そして・・・
・今の現状をどのようにとらえていて
・今後 どう、なりたいと感じているのだろうか
など、その方の病気と治療だけでなく、生活・環境全般に視野を広げてご利用者様と向き合う必要があります。
そのためにも、「相手を尊重し、理解すること」が大切です。
もっと平たくいうと、相手の立場や思考をわかってあげることが「相手の話を聞き出す」つながります。
来年 ケアーズでは、パートナー様同士の事例検討・カンファレンスを予定しています
来年 ケアーズでは、パートナーの皆様が普段疑問に感じた、ケアの振り返りや事例検討・カンファレンスの開催を予定しています。
同じ疾患を抱えていても生活環境・家族関係など様々情報が異なります
その「どうやって?」「どうして?」・・・など様々なケースを同じ訪問看護師同士で紐解いていきます。
・でも、だって、どうやって関われば良いの?
・どうやって声かけをしたらよいの?
・何から聞き出せばよいの?
などなど、みんな 同じように判断や解決策、対応に考え、悩むこともあります。
これからの在宅のありかた、そしてこれからの看護師医療職としての関わりかた。
一緒に考えていきましょう!