今回は神奈川県西部のステーションのご支援に伺いました。
こんにちは。スーパーバイザー(SV)の井村です。
今回私が支援のために訪問したのは、要支援の方や認知症の方だけでなく、医療依存度の高い方やターミナルケアなどにも幅広く対応されている、開業から2年が経つ訪問看護ステーションです。
神奈川県西部のステーションで、地域の中核病院ともしっかりと連携を取り、在宅療養を支えていらっしゃいます。
弊社とも共通する「スタッフを大事にしたい」という思いを持つステーション
ステーションを運営する会社の代表取締役は、とてもスタッフを大切にされる方です。
常にスタッフの待遇に関してできることがないかを模索していらっしゃいます。
弊社でも、代表取締役の考えとして、ステーションの従業員満足度の向上がサービスの質の向上につながるといったスタッフ重視の考え方を持って、給与を含めた待遇やラダーなどの設計を進めていますので、こちらのステーションの代表取締役も同じような考えを持ってくださっている方だと言えます。
事務員さんのスキルやモチベーションの向上がステーションの成長に直結
また、こちらのステーションの代表取締役は、先進的な考えをお持ちの方で、縁の下の力持ち的役割の事務員さんにスポットを当てていらっしゃいます。
昨年は近隣ステーションの事務員さんを集め、請求業務の意見交換会、勉強会なども開催されました。
こうした事務員さんのスキルやモチベーションの向上、そして安定が、看護師さんや療法士さんの業務効率向上や満足度の向上にもつながり、ひいてはステーションの成長、地域の活性にもつながっていきます。
こちらのステーションには、看護師さん、理学療法士さんが勤務しており、広々としています。
上記のように事務員さんの下支えがあり、また上からは管理者さんと主任さんのお二人の看護師が、しっかりスタッフを支えているなど、ステーション全体が面倒見の良い状態となっており、新しい方が入っても馴染みやすく活躍しやすい環境となっています。
地域連携の強化にもつながる事務員さん向け新イベントのプランをアドバイスします
さて、今回のご支援では、そうした事務員さんをも対象に含む新しいイベントがメインの議題となりました。
こちらのステーションでは新たに、平成30年度の診療・介護報酬同時改定に関する勉強会の開催を準備されています。
地域連携、つまり利用者各特につながる営業や、職員の採用にもつながる、営業・採用両面を強化するためのイベントです。
先方の希望をヒアリングし、これまで他のステーションにご支援したノウハウを活かしてご支援を進めていきます。
イベントを開催するためには、会場予約や備品の準備、開催のご挨拶、式次第・配布資料・申込用紙の準備などなどたくさんの項目がありますが、これらを一つ一つアドバイスしていきます。
決めることはたくさんありますが、近隣ステーションの事務員さんにとって有益な時間にしたいというこちらのステーションの要望と、営業・採用両面の強化という具体的な効果という2つの成果に結びつくように、私も頑張ってアクションプランを考え、次回のご支援で提供いたします。