【山崎まやの訪問看護応援ブログ】 第5回「訪問看護の機能を高める手腕を」

元衆議院議員・旭川大学特任教授
山崎 摩耶(やまざき まや)

訪問看護のパイオニアとして70年代より訪問看護に従事、制度創設に尽力。介護保険は創設時より社会保障審議会・介護保険部会、介護給付費分科会、ケアマネ養成、身体拘束ゼロ作戦会議の座長等でかかわる。日本看護協会常任理事、日本訪問看護振興財団常務理事、全国訪問看護事業協会常務理事を歴任。2009年衆議院総選挙に北海道比例で初当選。2017年総選挙では惜敗。旭川医大客員教授、岩手県立大学教授等歴任。
主な著書は「患者とともに創る退院調整ガイドブック」中央法規出版社、「最新訪問看護研修テキスト」日本看護協会出版会(編著)など著書、論文多数。

【山崎まやの訪問看護応援ブログ】
第5回「訪問看護の機能を高める手腕を」

4月からのダブル改定での注目は何といっても訪問看護です。利用者の外来時の情報提供、入院時のカンファレンス、そして退院前病棟訪問でのカンファレンスや共同指導、そして退院時の連携と、病院との連携がますます加速する点数が付きました。

またターミナルケアの実施数が多いステーションでは「看護体制強化加算」の新設。

認知症グループホームでの「医療連携加算」や、特定施設入居者の痰の吸引などの医療的ケアでも、連携のかなめになりますね。

つまり利用者がどこに住んでいても医療と介護を切れ目なく充実して受けられる体制づくりに、訪問看護への期待も大きいということです。

これまでの訪問看護ステーションでの利用者像を見てみると、平凡な慢性疾患でニーズも単純な人が多かったのかもしれませんが、今やニーズは「複雑系」へと変化し、しかも在院日数が短くなればなるほど、病棟に入院している患者さんと同じ病態像の(安定度は高いが)利用者が、在宅に帰ってきて訪問看護の支援の手を必要としているのです。

ステーションの管理者・経営者の立場でこのトレンドを分析すると、訪問看護の「機能を高め」、「強みを持つ」ことが経営戦略になるでしょう。

患者さんの入退院の「動き」と連動して、臨床のバリキャリナースこそ、ウチの訪問看護ステーションに欲しいスタッフ! ではないでしょうか?

多岐にわたる医療看護ニーズを在宅で、訪問看護で支援できる!これがないと地域包括ケアは深化しませんね。

各分野のエキスパートナースを確保して機能と質を高めるステーションにするには、ナースの満足度を上げる!これに尽きるでしょう。

関連記事

  1. 【山崎まやの訪問看護応援ブログ】 「21世紀は訪問看護の時代、または訪…

  2. 【山崎まやの訪問看護応援ブログ】 第4回「訪問看護ステーションを独立開…

  3. 【山崎まやの訪問看護応援ブログ】 「21世紀は訪問看護の時代、または訪…

  4. 【山崎まやの訪問看護応援ブログ】 「21世紀は訪問看護の時代、または訪…

無料で認知症状についての相談できます!
Webで簡単入力・所要時間は、5分程度です。

cares-center
cares-center

 

最近の記事

cares-center
cares-center