自分たちが「訪問看護」と「療養通所介護」併設モデルのスタンダードになる、そのプライドをもって課題解決に向かいたい

自分たちが「訪問看護」と「療養通所介護」併設モデルのスタンダードになる、そのプライドをもって課題解決に向かいたい

ケアーズの吉野です。

本日は訪問看護サービスが直面する課題の解決に向けて、新たに療養通所介護サービスへの参入を決められた合同会社エヌユー様についてご紹介します。

訪問看護ステーションのエヌユー様は、名古屋市内で24時間365日の在宅医療サービスを提供するとともに、看護に特化した教育事業を手がけ、福祉と医療の連携という地域のニーズに応えています。

しかし事業開始から2年3か月がたち、経営と運営面でいくつかの課題が浮上していました。

同じ頃インキュベクスの存在を知り、【事業説明会】で「訪問看護」と「療養通所介護」の併設モデルに出会ったことで、課題解決に向けた具体的道筋が見えたといいます。

今回は、スタートアップ研修で来社された林様恭平社長様と施設管理者の彼末様由美子様に、事業所が抱えている課題や、併設モデル導入を決めたきっかけなどについて、お話しいただきます。

訪問看護サービス単体では解決が難しい課題と直面

吉野:エヌユー様が訪問看護事業を開始されてから現在に至るまで、経営と運営面でどのような課題が生じていましたか?


林様:訪問看護サービスは社会的にも必要性が増している領域ですし、今後も堅実な拡大が見込まれる仕事だと思います。

その一方で、実際の経営にあたっては、訪問件数や売り上げの拡大という経営的な課題がある一方で、看護師さんやPTなどのスタッフに日々やりがいを持って仕事をしてもらい、長く定着して働いてもらうといった人材マネジメント面の課題もあります。

特にスタッフのマネジメントに関しては、以前個々の要望に応えきれなかったことがあり、反省すべき点があります。経営面と人材マネジメント面の課題をクリアしないと、将来的に難しくなるのではと感じていました。



彼末(かのすえ)様は、施設管理者としての立場から同様の課題を感じていましたか?


彼末様:そうですね。私はもともと看護師として入所し、昨年2017年6月から施設管理者を務めています。管理者になると、職場全体に対する責任が格段に重くなり、訪問先にスタッフを効率よく回すと同時に、スタッフの働きやすさや働き甲斐なども考えなくてはなりません。

ただ現実的には訪問看護事業だけで訪問件数を伸ばすことは難しく、そのことで林社長とは何度か話し合っていました。

スタッフに歓迎された「訪問看護」と「療養通所介護」の併設モデル


療養通所介護というサービスのことはご存知でしたか?



いいえ。名古屋市内でも療養通所介護を営む事業所は、おそらく一軒しかないのではないでしょうか。

ただインキュベクスの【事業説明会】で詳しく聞くと、医療依存度の高い退院直後の患者様に対して、「訪問看護ステーション」の状態観察と、「療養通所介護」を一体的に提供できる。

さらに「療養通所介護」の利用終了後は、「訪問看護ステーション」の利用者としてサービスが継続できるということで、まさに私たちが直面する課題と密接にかかわることがわかりました。

彼末様さんも賛成してくれましたので、「訪問看護」と「療養通所介護」を併設することで、事業課題に取り組むことを決めたのです。



スタッフからの反応はどうでしたか?



不安の声はまったくあがりませんでした。特にベテランスタッフは、訪問看護サービスを単独で営むことの難しさを現場レベルで理解しています。

ケアマネジャーの意見一つで訪問件数が大きく左右されてしまうケースもありますし、利用者様ご自身や事業所の双方が看護を継続したいと望んでも、理不尽な理由から事業所を変えられてしまうこともあります。

スタッフは訪問看護に対して強い責任を持っていますので、なおさらもどかしい気持ちをもっていたので、ぜひやりたいという反応でした。

また、新しいスタッフに対しては、「訪問看護」と「療養通所介護」を併設することで、OJTの場になると説明したところ、自分のスキルアップに関しても非常に安心できるので、こちらも賛成してくれました。

併設モデルによって看護師のアセスメントの重要性が増す


彼末様は、看護師の立場から今後のケアをどのように変えていきたいですか。



「訪問看護」と「療養通所介護」が併設されると、看護師のアセスメント次第で、提供するサービス内容をリードできる、ケアプランに関与する範囲が広がると思っています。

これまで看護師は、医療機関やケアマネジャーから受けた指示を実践するという立場でケアに従事することが多かったと思います。そこに物足りなさを感じたり、結局看護師ってなんだろうと悩むスタッフもいました。

それが今後は、在宅と療養通所の両面で自分で組んだケアプランを実践でき、利用者様と1対1で向き合う機会が増えていくのではないでしょうか。



エヌユーには、病院で看護師をしていたスタッフも多いのですが、病院も効率重視で作業の数をこなしていかなければならない現実があります。そこにギャップを感じて、理想とする看護のあり方を求めてエヌユーに来たスタッフもいます。

「訪問看護」と「療養通所介護」を併設することで、そのようなスタッフの要望にも、応えていけるのではないかと思っています。



利用者様から見て、エヌユー様の介護の特徴とはなんですか?



まず相談しやすいというところではないでしょうか。スタッフに常々言うのは、われわれは専門職だけど、利用者の方や、ご家族がわかる言葉で話そうということです。そして先方の立場に立って新しい価値を提供できるようにしようと。

在宅での生活を希望されているのであれば、我々はこういう面でお手伝いをさせてくださいという態度で支援をする。医療機関は治す、診療するという、上からの立場で接する場合もありますが、在宅は下から支えるというイメージですね。

自分たちが「訪問看護」と「療養通所介護」併設モデルのスタンダードになる


本日ご参加いただいたスタートアップ研修には、どのような感想を持たれましたか?



これまで漠然と不安に感じていたことや改善すべきではないかと思っていたことは多々あって、事前に質問事項をたくさん挙げさせてもらいました。

研修ではそれらについて丁寧に答えていただけましたので、課題が具体的に見えてきたと感じています。多少痛みをともなっても、変えていかないといけない部分があることを実感できました。



今後の展開、そして展望について教えてください。



まず療養通所介護については、来年2019年4月ごろの開設を目標に進めたいと考えていきたいと思います。

次に、訪問看護も含めて事業を軌道に乗せつつ、スタッフとご利用者様にとっていかに充実した場にしていくのか、ということが課題になります。

名古屋市内で「訪問看護」と「療養通所介護」を併設している事業所は、おそらく現時点では存在していません。ですので、われわれがその基準を作っていく、エヌユーのやり方が併設モデルのスタンダードになるんだという気持ちでやっていきたいです。

福祉と医療の連携は、これまでもエヌユーが進めてきたことですが、スタッフには、さらにプライドを持って介護に従事してほしいと思います。



本日は、ありがとうございました。

今後ともよろしくお願い致します。


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