訪問看護師になったらまず学んでいただきたい、「接遇」講演会レポート!
こんにちは、講演会の運営を担当した小菅です。
5月19日(土)新横浜でTNサクセスコーチング代表の奥山美奈様をお迎えし、『医療者にとって必要な接遇』の講演会を開催いたしました。
病棟勤務の看護師が、訪問看護の在宅現場で働くことになった場合、どんなことに悩むのでしょうか。
「訪問看護師が在宅サービスを利用する方に、どのようにして接すればよいか。」
「ご利用者やご家族に訪問看護のケア内容をどのように説明し、理解してもらえばよいか。」
訪問看護では、技術のケア以上に「人」とのコミュニケーションに悩んでいる方が多く、すぐに実践できる接遇の講演会ということで、看護師を中心に40名を超える方が集まり、その関心の高さが感じられました。
医療に必要な接遇の具体的な実践ポイントとして、挨拶の仕方・態度、言葉づかい等基本的事項、傾聴力を高めるために、2人1組で実際に普段の対応を行うことで、客観的視点から、多くを学ばれたようでした。
「医療現場では、医療者がご利用者の安心や安全、快適を配慮していても、その想いがご利用者やご家族に届いていない現場が多くある。」と指導力と実績で評判の高い奥山様が話されました。
接遇にも質がある!?
訪問看護師が医療の質を高めることは大切なことでしょう。しかし、それだけでは十分ではないのかもしれません。
「質の高い医療を目指すとともに、いつもご利用者を思い続ける。その積み重ねが、ご利用者をケアする時に現れるようになる。」
医療に必要な接遇は敬語を使うだけではなく、たとえぎこちなくともご利用者のことを想いケアをすることが本当に望まれていることであり、それこそが本質なんだと…共感を生んでいました。
ケアーズ訪問看護ステーションでは、訪問看護に必要な知識とスキルを習得していただく場として、接遇の他にも、「加算トレーニング」、「管理者研修」、「アセスメント研修」などを提供しています。
ご興味のある医療者の方は、ぜひご参加を!お待ちいたしております。
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